こんにちは!夢の車中泊を実現するために、様々なことにトライしている還暦過ぎたおとっつあんです。愛車となる予定の軽キャブコンのオハナとともに、日本各地を巡り車中泊を満喫していこうと夢みています。
今回は、以前ブログでアップした記事「どれを選ぶか⁉ 様々なキャンピングカー」をリライトして、読者さんにご紹介いたします。
この記事を書いたのはブログを始めて間もない頃で、記事内容は幼稚で、読者さんの為になるようなものではありませんでした。
今回は、私の購入経験を踏まえて、読者さんに役立つ記事に書き直します。
一概に、キャンピングカーというけれど、一体どんな種類のキャンピングカーがあって、選ぶとしたらどれがいいかを調べてみました。
キャンピングカーの種類
キャンピングカーには概ね以下の3種類がありますので、順を追って説明します。
軽キャンパー
軽自動車を架装したのが軽キャンパーです。
ベース車両は軽バンと軽トラックの2種類。
軽バンは外装はそのままで内装架装したモデルで、軽トラックは後部荷台にキャンピングシェルを架装しています。
どちらも居住性を高めるためにポップアップ式ルーフを取り付けたモデルもあります。
小回りが利いて、大変運転しやすい反面、軽トラックタイプはスピードがあまり出ません。
キャブコン
小型、中型、大型トラックの荷台にキャンピングシェルを架装しているのがキャブコンです。
中にはハイエースの運転席後方をキャンピングシェルに架装したものもあります。
天井が高い箱型のシェルなので、居住性にたいへん優れています。
シェルの構造は両サイドのアルミ板に中に発砲スチロールを挟み込んでいるので、断熱、遮音の効果が高いです。
運転席の上にバンクベッドがあるのが特徴的で、キャンピングカーといえば誰もがイメージするのがこのキャブコン。
バンコン
商用のバンやワンボックスの室内をキャンピング装備を架装したのがバンコンです。
なかには、ポップアップ式ルーフを装備し、多くの就寝人員を確保しているモデルもあります。
見た目はキャンピングカーとは思われないのがこのバンコン。普通使いができ、スピードの低下は感じられません。
価格・ベース車両
軽キャンパー | キャブコン | バンコン | |
車両価格 | 250~300万円 | 400~2000万円 | 500~800万円 |
ベース車両 | エブリイ ハイゼットトラック | ボンゴトラック カムロードトラック | ライトエース ハイエース |
キャンピングカー選びのポイント
・目的をはっきりさせる
・車体サイズを決める
・オプションの選定する
・レンタカーを借りてみる
・見積もりを取ってみる
・資金計画(ローン)を決める
目的をはっきりさせる
キャンピングカーを購入したいと思っているが、あなたの使用目的は何かを考えてみましょう。
家族で旅行するのか、キャンプするのか、普段使いがしたいのか、ペットを乗せたいのか、などの自分のライフスタイルを改めて考えてみてください。
これが購入する前のステップです。
車体サイズを決める
車体の幅や長さより、高さをよく考えて決めた方がいいです。
自宅やマンションの駐車場や大型商業施設などの立体駐車場は、大抵の場合2.1m以下の制限があります。
バンコンや軽キャンパーは問題ないが、キャブコンはアウトになります。
普段駐車する場所を考慮して選ぶようにしましょう。
オプションを選定する
各種車両には、さまざまなオプションが用意されています。
例えば、サイドオーニングやエアコン、電化製品、キャリア、ソーラーパネルなど。
特に暑さ寒さ対策には、FFヒーターとエアコンは必需品だと思います。
価格は高いが、暑さ寒さはガンマンできないので、選定した方がいいですよ。
また、車種によっては標準装備されているものとオプションの場合があるので、ケースバイケースで車種を含めてオープションを考える必要があります。
あまりたくさんのオプションを選びすぎると予算オーバーになりますので、資金の折り合いをつけてオプションを選定しましょう。
レンタカーを借りてみる
是非、購入前にキャンプカーをレンタルして下さい。
ただ、お店で眺めるのと、実車体験するのでは大違いです。
メリット、特にデメリットが分かりますので、必ずレンタルカーを借りてみましょう。
購入しようと思っているキャンピングカーが無くても、キャンプカーでの車中泊が体験でき、今後のキャンピング生活のイメージが沸くようになりますよ。
見積もりを取ってみる
お気に入りのキャンピングカーが決まったら、キャンピングカーを製造販売しているビルダーさんに伺ってみましょう。
車体価格、重量税、自動車税などの税金や自賠責保険、リサイクル費用、選定したオプション、諸費用を含んだ総額の見積もりを作成してもらって下さい。
総額をみて、資金が予算オーバーになっていないか、もしオーバーしていたら選定したオプションを削ってみたり、車両本体の変更も検討してみて下さい。
納期については、最低半年待ちは当たり前なので、それ以上かかる場合もあります。
それまで待てるかどうかも考えてみましょう。
資金計画(ローン)を決める
お気に入りのキャンピングカーが見つかり価格が確定しましたので、次は購入について、即金か、ローンかを決める必要があります。
即金の場合は、預貯金が急激に目減りし、いざという時に対応ができなくなる恐れがあります。
その点、ローンの場合は、預貯金の目減がなく何か起きた際も大丈夫。
但し、多少の利息を払わなくてはいけません。
そうすると、出来るだけ利息の低い地方銀行系ローンがオススメです。
金利は概ね1.9%から2.5%です。
スマホからローンの手続きが出来て、とても便利です。
おとっつあんの購入経緯
おとっつあんがキャンピングカー購入に向けて、行動し始めたのは昨年の春頃からです。
まず、最初の行動は幕張にキャンピンカーショーを見に行きました。
このころは軽キャンパーに興味を持っており、特にケンキャンさんが乗っているバロッコが特に気に入っていました。
しかし、バロッコの価格は経費等を含めた総額は、なんと600万円以上、手が届かない。
もう少し価格が低い、給電くんの購入検討を始めました。
購入目的は、日本各地を車中泊しながら巡りたい。
車体サイズは、老夫婦二名就寝可能のこと。
オプションはFFヒーター、ソーラーパネル、バッテリー強化を選定しました。
キャンピングカーのリースついては、ロードクルーズさんから給電くんを借りてふもっとぱらで車中泊を経験しました。
この時に、給電くんのデメリットが分かりました。
冬季は特にポップアップ式ルーフは寒く結露しやすく、また、生地が薄く外の音が気になります。
さらに、大人二人で車中泊するには、室内空間が若干狭い。
しかしながら、この欠点は我慢できる範囲であり、電化製品が充実して、維持費用が低く抑えられるメリットがあるので購入することにしました。
見積もりについてはオーワンさんに伺い作成していただき、総額は435万円。
内訳は本体300万円、オプション115万円、諸費用20万円です。
資金計画については、横浜銀行マイカーローンを申し込み、利息1.94%、3年間返済としました。
ここまでは給電くんを購入すると決心していましたが、youtubeでstage21さんが製造した軽キャブコン「オハナ」を見て気が変わりました。
「オハナ」の何が良かったのかと言うと、充電システムを強化してエアコンが稼働できることです。
給電くんは名前の通り、充電に優れているがエアコンは標準装備で無く、オハナには及びません。
具体的には、給電くんの充電装備は105A鉛バッテリーの100Wソーラーパネル、その一方のオハナは200Aリチウムバッテリーの360Wソーラーパネルです。
さらに、オハナの室内空間は給電くんの約2倍広くて居住性が高い。
早速stage21さんに伺い見積りをもらい、総額は575万円。
給電くんとの差は140万円、購入資金の範囲内のため購入決定しました。
横浜銀行に見積書を提出して、ローンを再申し込み、給電くんのときと同じく、利息1.94%、3年間返済としました。
納期については当初1年半待ちと言われていたが、本契約の際に空きができたので、納期が半年に変更となりました。とてもラッキーでした。
以上がおとっつあんのキャンピングカー購入経緯でした。
キャンピングカーを買うのって、一生に一度の経験なので、絶対に後悔しないよう、じっくりと考えて決めると思います。
しかし、どれが良いのかと悩んでいると時ばかりが過ぎていきます。
人生はそんなに長くはないので、勇気を持て早く決めましょう。
そして、キャンピングカーライフを満喫しましょう。
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