
今回はどこで車中泊するの?

横須賀にある穴場的な燈明堂海岸に行くよ。
12月初旬の週末に軽キャブコンのオハナに乗って、神奈川県横須賀市にある燈明堂緑地駐車場で車中泊に挑戦してきました。
燈明堂緑地駐車場へ向かう道は道幅が狭くUターン禁止の看板があるので、ここを訪れる車は少なく意外に穴場的な駐車場となっています。
燈明堂緑地駐車場は東京湾に面しているので昼はオーシャンビューを楽しみ、夜は波音を子守唄のように聞きながら眠りにつけます。
今回はそんな横須賀市にある燈明堂駐車場での車中泊を経験してきましたので、その中から読者さんに役立つ情報をご紹介いたします。
これからキャンピングカーを購入して車中泊を予定されている読者さんのお役に立てれば幸いです。
燈明堂緑地駐車場

燈明堂緑地駐車場は有料の駐車場で1日あたりの最大料金が620円で、宿泊した場合は2日分となるので1,240円になります。
但し21:30~5:00は出庫は可能ですが、入庫はできませんので注意が必要です。
収容台数は30台で少ないため海水浴シーズンの土日はすぐに満車となってしまいますが、それ以外の土日は比較的空いています。
駐車場の平面性は海に向かって少し下り勾配となっていますが、睡眠ができないほどではありません。


車窓から海が見えて、気持ちがいいよ。
トイレ

燈明堂緑地駐車場から200mのところに公衆トイレがあります。
夜間トイレに行く道には街灯がついていますが、あまり明るくないのでは携帯電灯を持って行った方が良いです。
公衆トイレですが、定期的に清掃をしているので意外とキレイでした。



トイレまで距離があるので、
もようしたらすぐにトイレに行きましょう。
アクセス
東京から首都高速道路湾岸線・横浜横須賀道路を利用して、浦賀ICで県道208号に進みます。
浦賀駅前(交差点) を右折してそのまま 県道208号 へ。
燈明堂入口のバス停が見えたら左折して、道なりに進みます。
三差路にオレンジ色の看板(道幅狭いためUターンできません)が見えたら、左折して道幅が狭い道をさらに進み、右側に目的地の燈明堂緑地駐車場があります。
東京から燈明堂緑地駐車場までの距離は約84㎞で、高速道路を利用して約1時間10分で到着します。

駐車場までの道が分かりづらいので、間違わないように注意してください。
燈明堂

燈明堂は燈明堂緑地駐車場から徒歩で2,3分の所にあります。
燈明堂とは江戸時代の和式灯台であり、東京湾(浦賀水道)を航行する船舶の安全を確保する目的で江戸幕府が造りました。

この燈明堂は明治時代に近くある観音崎灯台ができるまでの200年間灯りをともし続けました。
その後風雨のため建物は崩壊して石垣のみが残っていましたが、1989年に現在の姿に復元させたものです。


燈明堂の灯りが7.2㎞先まで届いていたそうです。
燈明堂海岸

燈明堂海岸は自然な地形がそのまま残る海岸です。
この海岸の近くには明治期から軍事施設が置かれていて、つい先まで自衛隊の施設があったそうです。
そのために人の出入りが規制されていて開発から免れたので、綺麗な海岸が残っています。

青く澄んだ海と真っ白な美しい海岸です。
広々とした砂浜ではないけど、プライベートビーチ感覚で楽しめる海岸です。
遠浅な海岸なので、シュノーケリンをしている人を見かけます。
また、両サイドには岩礁があり岩陰には小魚やヤドカリなどの潜んでいるので、子供たちがはしゃぎながら磯遊びを楽しんでいます。

砂浜でのバーベキューやキャンプ宿泊の制限はありませんが、地元の方からの以下のような意見がありました。
当該ブログが公開されることで、大勢の方々が三浦半島に来るようになり、ごくごく一部のマナーの悪い方達が起こすゴミ問題、騒音、駐車マナーやトイレマナーの悪さなどにより、三浦半島の海岸が閉鎖される事態を避けてほしいとの要望でした。
一人ひとりがマナーを守り、他人に迷惑を掛けない、自分の出したゴミは家の持ち帰えるなど節度ある行動をお願いいたします。
是非、三浦半島の素晴らしい自然を守って下さい。
海辺の湯

燈明堂緑地駐車場から車に乗って8分のところに日帰り温泉の海辺の湯があります。
東京湾フェリー乗り場の裏にありますので、すぐに分かります。
泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩冷鉱泉(低張性 弱アルカリ性 冷鉱泉)です。
関節痛、冷え性、切り傷、婦人病などの効能効果があります。
お風呂の施設は内湯、露天風呂、水風呂、ジェットバス、電気風呂、サウナがあります。
営業時間(土日祝日)9:30~21:00
(平日) 10:00~20:30
入浴料
(土日祝日) 大人880円、小人400円
(平日) 大人780円、小人350円
定休日 なし
施設内にはお風呂の他に食事処がありますので、湯上りにお刺身や魚介を使った漁師めし、海鮮バイキングなどが食べられます。


小鉢のキクラゲの佃煮が絶品です。
観光スポット
今回の車中泊で立ち寄った観光スポットを紹介いたします。
千代ケ崎砲台跡

千代ケ崎砲台跡までは、燈明堂緑化駐車場から徒歩で約10分で到着します。
途中坂道を上りるのが大変ですけれど、砲台跡を一見する価値はありますので頑張って登りましょう。
また公開日は土日祝日のみですので、ご注意下さい。

ありがたいことに入場は無料です。
千代ケ崎砲台は旧日本陸軍が明治25年から3年間かけて建設した西洋式の砲台です。
千代ケ崎砲台は東京湾要塞を構成する砲台群の一つで、旧日本軍が首都東京や横須賀軍港を防衛するために建設されました。

築造当初の姿が現在まで残っているとても貴重な巨大要塞です。

標高65mの山の上には3つの砲座が南北に並んでいて、各砲座に2門ずつ榴弾砲が設置されていました。



給排水設備、弾薬庫、砲弾を供給するための揚弾井などの地下施設が見学できます。

ここに来れば、近代日本の築城技術の様相が実感できます。
公開日 土日祝日
公開時間(10月~2月) 9:30~15:30
( 3月~ 9月) 9:30~16:30
注) 12/29~1/3は休み
千代ケ崎砲台は高台に構築していますので、東京湾が一望できます。
天気が良い日には房総半島や富士山を見えます。

さいごに

今回、マイキャンピングカーに乗って燈明堂海岸の車中泊を行ったところ、夜は人けがなく波の音以外何も聞こえてこないほど静かでした。
このためよく寝られましたが、あとで分かったことですが大変驚いたことがありました。
それはこの燈明堂海岸が江戸時代の首切り場であったことです。
浦賀奉行所が近くにあったことから、何百の罪人をこの浜に連れ出して処刑を行いました。
今思うとなぜこの浜に地蔵菩薩が奉られていたかが理解できました。
幸いのことに、車中泊した際に心霊現象などは何も起こりませんでしたが、二度目の車中泊は行う気にはなりません。

明るいうちは自然な地形がそのまま残るきれいな海岸で楽しめるで、訪れる価値はあります。

ぜひ日帰りで
訪れてみたらいかがでしょうか。
これからも 車中泊の経験から読書さんにお役に立つ情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願い致します。
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