今回はどこで車中泊するの?
鎖国後はじめて開港した場所にできた静岡県の道の駅に行くよ。
2023年の2月中旬に静岡県にある道の駅開国下田みなとで車中泊を挑戦してきました。
道の駅開国下田みなとは静岡県下田市にある国道135号線沿いにあります。
東京からは東名高速道路を利用して3時間10分程度で到着します。
今回は道の駅開国下田みなとでの車中泊を経験してきましたので、その中から読者さんに役立つ情報をご紹介いたします。
これからキャンピングカーを購入して車中泊を予定されている読者さんに少しでもお役に立てれば幸いです。
道の駅開国下田みなと
道の駅開国下田みなとは静岡県内で15番目、平成15年(2003年)に供用開始となりました。
道の駅開国下田にはショッピングモールやレストラン、ミュージアムが併設しています。
地元の特産の品揃えが豊富なため、お土産などのお買い物には最適です。
お土産としてよく買われるカリカリっとした歯ごたえの海老せんべいが並んでいます。
その他に地元の有名なおみやげがたくさん売っています。
さらに下田漁港の近くということから、新鮮な海の幸のおみやげが多く揃えられています。
地元伊豆近海で獲れた魚のひもの販売店もあります。
海産物の加工食品はたくさん品揃えしています。
カリッと揚げた金目鯛のフライにカマンベールチーズ、野菜やトマトを挟んだ下田バーガーが人気があります。
施設内は広大でトイレ、観光案内所や駐車場のほか、レストラン、農産物直売所があります。
営業時間
物産館 9:00~17:00
レストラン
さかなや 10:00~15:30
回転寿司屋 昼11:00~15:30
夜17:00~20:30
ハンバーガー屋 10:00~17:00
休館日 年末年始
ひものの詰め合わせを美味しく頂きました。
トイレ
道の駅開国下田みなとには、24時間利用可能なトイレが物産館の脇と大型車専用駐車場に2か所あります。
室内のトイレの方が施設が新しく、寒いときはすきま風が入って来なくて快適に用が済ませます。
屋外のトイレは純日本風の建物で、ちょっと古い感じがします。
設備の清掃は良く行き届いて、とてもキレイなトイレでした。
どちらのトイレも、今やトイレになくてはならない存在のウォシュレットも付いています。
便座が暖かく、寒いときは助かりますよ。
駐車場
道の駅開国下田みなとには物産館の奥にある屋外と屋内駐車場と、道の駅出入り口付近に大型車用と普通車用と併設している駐車場があります。
物産館の奥側の駐車場の平面性については、若干の傾斜があります。眠れないほどの勾配ではないです。
ただし、車高制限が2.5mとなっていますので、大型キャンピングカーは要注意です。
駐車場収容台数は大型車13台、普通車207台、うち身障者用6台です。
駐車場はかなり大きくすぐには満車になりません。
但し観光シーズンは念のために早目に到着するようにした方が良いです。
お薦め駐車スペースは物産館の奥にある屋内駐車場で、天候が悪いときには雨風が防げるので重宝します。
夜間の車の出入りについては、それほど気になる程ではありませんでした。
屋内駐車場がお勧めです。
道の駅開国下田みなとで車中泊禁止の看板が張り出されたという情報が2019年下期に流れました。
この道の駅に訪れた2023年2月では、写真にあるような長時間駐車禁止の看板あるのみで、車中泊禁止という看板は見当たりませんでした。
マナーを守り、仮眠程度の車中泊なら大丈夫だと思います。
アクセス
東京から道の駅開国下田みなとまでは首都高速環状線及び東名、新東名自動車道、伊豆縦貫自動車道を利用して、月ケ瀬IC を左折して国道414号を進みます。下佐ヶ野交差点を直進して 県道14号 に入り、谷津交差点を右折して 東伊豆道路の国道135号 に進みます。約13.2㎞を走ると前方左側に道の駅開国下田みなとが見えます。距離は約195km、3時間10分程度で到着します。
銭湯 昭和湯
道の駅開国下田みなとには残念ながら日帰り温泉は併設していませんが、車で4分のところに天然温泉昭和湯があります。
道の駅からの距離は1.1㎞程度なので、徒歩で行くのもありだと思います。
男女の入口の間には番台あり、脱衣場は昭和の銭湯らしい雰囲気です。
泉質は、弱アルカリ性単純温泉で、pHは8.1あります。
銭湯なので、石けんやシャンプはないので、持参しなければいけません。
浴槽はかなり深く、座りながら浸かれないので半立ち状態で入ります。
アルカリ泉なのでとてもよく温まり、風呂上がりはサラサラでした。
お湯はほぼ無色透明で無臭です。
ありがたいことに、無料の駐車場(6台)もあります。
営業時間
9:00~21:00(入店20:30)
入浴料
大人 430円
子供 160円(小学生)
幼児 80円
定休日 毎月10日・25日(HPを確認して下さい)
朝9時から開いているので、重宝しますね。
観光スポット
今回の車中泊で立ち寄った食事処や観光スポットを紹介いたします。
市場の食堂 金目亭
金目亭は道の駅から道路を1本隔てたところにありますので、とても近くで利用しやすいです。
早朝からお店が開いているので、大変助かります。
下田名物の金目鯛をメインに新鮮な魚介類を食べられる食堂です。
仕入れ先はお店の隣にある市場で、とても新鮮な魚介を堪能できます。
お昼時はかなりの行列ができる程の人気のお店です。
注文したのは金目鯛でなく地魚定食をチョイス、大変美味しく頂きました。
営業時間
朝 7:30~9:30 昼 11:00~15:00
定休日 毎週火曜日(月一度の連休にご注意下さい)
朝7時半から開店しているので、重宝しますね。
白浜神社
白浜神社までは道の駅開国下田みなとから車に乗って8分で到着します。距離は4.6㎞。
白浜神社は2400年の歴史を持つ伊豆最古の神社で、ご利益は主に縁結び恋愛力アップ、そして安産や子育てだそうです。
白浜神社の魅力は、強力なパワースポットであることのほかに、美しい見どころがたくさんあります。
白浜神社の裏にある海に面してそびえ立つ大明神岩(だいみょうじんいわ)には、美しい鳥居があります。
伊豆下田の美しい海に面した鳥居を見ると、とても神秘的な雰囲気を感じます。
白浜海岸は日本でも有数のきれいな海水浴場です。
エメラルドグリーンの透き通る海、サラサラの白い砂浜でのお散歩はどうですか。
赤い鳥居と青い海とのコントラストが美しいです。
柿崎弁天島 吉田松陰・金子重輔の像「踏海の朝」
吉田松陰・金子重輔の像「踏海の朝」は道の駅開国下田みなとから車に乗って4分、距離は1.3㎞です。
近くには無料の駐車場があります。
1854年に日米和親条約締結のためにペリー提督を乗せたポーハタン号が下田に停泊していました。
吉田松陰・金子重輔の2名は密航を企てるために、この弁天島に潜み深夜悪天候の中小舟で近づく。
しかし、条約締結直後で日本との関係悪化を恐れたペリーによって、乗船を断わられ密航の企ては失敗に終わってしまう。
その後2名は奉行所に自首し投獄されしまったのであった。
この銅像は日本の未来を見据えて密航を企てた2名の善行をたたえて建てらたそうです。
その後吉田松陰は松下村塾で、幕末維新の志士たちを育成しました。
ペリー艦隊来航記念碑
ペリー艦隊来航記念碑は道の駅開国下田みなとから車に乗って分、距離は1.6㎞です。
前述の昭和湯からは徒歩で2分、距離は170mでとても近くにあります。
ペリーに対する印象はかなり怖いイメージで描かれていますが、下田港に建つペリーの顔は怖いイメージはなく、凛々しい顔が描かれています。
日米友好の灯の上には、2004年にブッシュ大統領が日米交流150周年を記念して贈ったメッセージがあります。
ガラス越しに燃えている炎は、日米交流150周年の祝うわかふじ国体で使用された炬火リレーのかがり火です。
日本に来た時ペリーは59歳であったが、かつらを付けていたので若く見られたそうです。
宝福寺
宝福寺までは道の駅開国下田みなとから車に乗って4分で到着します。距離は1.3㎞です。
宝福寺は、ペリー来航の折、日米和親交渉にあたり日本全権の本陣として下田奉行所が置かれました。
また、この寺に滞在中の土佐藩主山内容堂に勝海舟が謁見して、弟子である坂本龍馬の脱藩の罪の許しを乞い許されたところでもあります。
さらに、唐人お吉の菩提寺としても有名で、お吉記念館が隣接しています。
唐人お吉は駐日総領事ハリスの侍妾(身の回りの世話をする者)であったが、腫物があったため3日間で解雇されました。
以後、唐人お吉と差別され、もとの芸者の仕事も立ち行かなくなり不遇の人生を歩むことになってしまったそうです。
木彫り坂本龍馬像の高さは3mあります。
さいごに
今回、マイキャンピングカーに乗って道の駅開国下田みなとの車中泊に行ったところ、静岡県下田の名産や観光地を堪能できました。
幕末開港の歴史、豊富な温泉、白い砂浜と美しい海など見どころ満載で有意義な時間を過ごせます。
気候が温暖で、マリンスポーツが楽しめる下田には何度も訪れたいと思います。
また幕末の歴史の流れを感じることができた車中泊を経験できて大変満足しています。
下田は見どころ満載ですね。
次回は白浜海岸でSUPに挑戦してみましょう。
今後も車中泊の経験から読者さんにお役に立つ情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願い致します。
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