
今回はどこで車中泊するの?

茨城県東南部、霞ヶ浦と北浦に囲まれた穏やかな気候の「道の駅いたこ」へ出かけよう。
6月上旬、全国的に水郷の里として知られる潮来へ、軽キャブコン「オハナ号」に乗って出発し、道の駅いたこで車中泊に挑戦してきました。
道の駅いたこは、茨城県潮来市の県道101号沿いに位置しています。
東京からのアクセスは首都高速小松川線、東関東自動車道を利用して約1時間40分で到着できます。
今回の旅で、道の駅いたこでの車中泊を経験しました。
その経験から、キャンピングカーやマイカーなどでの車中泊を計画している読者の皆様に、役立つ情報をお届けします。
少しでもお役に立てれば幸いです。
道の駅いたこ

道の駅いたこは茨城県内で8番目、2001年に供用開始となりました。

施設はコンパクトで、公衆トイレ、観光情報館、駐車場に加えて、お土産屋さん、レストラン、農産物直売所、そしてグランドゴルフ場があります。

グラウンドゴルフの受付場所であるグラスハウスには、フリースペースとキッズスペースが完備されています。
また、ゴルフコース内にはドッグランも併設されています。

潮来の魅力が詰まったカフェテリア方式のレストランでは、お米をはじめ、お惣菜に使用する食材も潮来産や茨城県産のものを取り入れています。

人気のシンプル朝定食やおにぎりセットに加え、朝からたっぷり食べて栄養をつけたい方におすすめのからあげ定食、焼き魚定食、DX朝定食もあり、様々な朝食メニューを楽しめます。

レストランの隣には、テラス席とも言えるオープンスペースがあります。
ここでは、愛犬と一緒に食事を楽しむことができます。

お土産品やキャラクターグッズが満載のコーナーです。

物産品はもちろん、オリジナルキャラクターグッズや道の駅いたこ限定のオリジナル商品も購入でき、楽しさとおいしさが詰まっています。

新鮮市場「伊太郎」では、地元の朝採れ野菜が評判です。

新鮮で美味しい農産物、水産物、畜産物、および加工品などを販売しており、売り場には生産者からの一言メッセージが表示されています。
また、店頭では料理方法や食べ方、保存方法などのアドバイスを聞くこともできます。

6,000坪の緑の中に広がる開放的なグランドゴルフ場コースです。
アップダウンがあり飽きのこない多彩なコース展開となっています。
営業時間
物産館 9:00~19:00
レストラン 7:00~17 :00
グランドゴルフ場 9:00~17:00
定休日 年中無休

ピラミッド型屋根がシンボルです。

トイレ

道の駅いたこは、24時間利用可能なトイレが情報館脇にあります。
室外トイレなので、隙間風が少し入りますが、設備は清掃が行き届いており、とてもきれいでした。


今やトイレになくてはならない存在のウォシュレットも完備されています。

キレイに清掃されているので、気持ちよく利用できます。
駐車場

道の駅いたこには物産館の正面にかなり大きな駐車場があります。
駐車場の平面性については、気になるような急な勾配はありません。

駐車場収容台数は乗用車281台、大型車20台、身障者用3台です。

駐車場はかなり大きいですが、お昼時には多くの利用者で満車になります。
観光シーズンには早めに到着することをおすすめします。

お薦め駐車スペースは臨時駐車場のトイレに近いところです。
道の駅いたこの駐車場は、夜間の車の出入りはあまりないため、熟睡できます。

県道から離れた臨時駐車場がオススメです。
アクセス
東京から道の駅いたこまでは、首都高速小石川線、東関東自動車道を利用して、潮来ICで降ります。
ICを出てからは、150m直進し、右折して県道101号を進みます。
約1km進んだところで、道の駅いたこが左手に見えます。
距離は約99kmで、1時間10分程度で到着します。
温浴施設 ふれあいセンター湯楽々(ゆらら)

道の駅いたこには残念ながら日帰り温浴施設は併設していませんが、車で27分の距離にある「ふれあいセンター湯楽々(ゆらら)」が近くにあります。
道の駅いたこからは約17kmと少し距離はありますが、大浴場、露天風呂、サウナ、マッサージ機などが備わり、手軽にくつろげる温浴施設です。

湯温は42度で、光明石が濾過材に加えられています。
これにより、イオンによる身体の活性化が期待できます。

もちろんシャンプー、リンス、ボディーソープは備え付てあり、ドライヤーも完備しています。

また室温が100度(女性用は92度)のサウナがあります。
サウナの醍醐味を体験するには欠かせない水浴槽も完備されています。

このふれあいセンター湯楽々は、神栖市が市民の憩いの場として整備した施設ですが、市外からの訪問者も歓迎しています。
営業時間
10:00~21:00
入浴料
大人 520円
小学生 310円
休館日 毎月第3月曜日、年末年始(12/29~1/3)

タップリなお湯に浸かる心地良さをご堪能ください。
観光スポット
今回の車中泊で立ち寄った観光スポットを紹介いたします。
水郷潮来 あやめ園

水郷潮来あやめ園までは道の駅いたこから車に乗って約10分で到着します。
面積約1.3ヘクタールの水郷潮来あやめ園は、昭和51年4月に開園されました。

毎年5月下旬から6月下旬にかけて、「水郷潮来あやめまつり」が開催される会場となっています。

園内には、多種多様なあやめ(花菖蒲)が植えられており、見頃になると一面に美しく咲き誇ります。一番の見頃は例年6月10日頃です。

あやめまつり期間中は、この地域の伝統である嫁入りの様子を再現した「嫁入り舟」(潮来花嫁さん)や、「あやめ踊り」、手漕ぎの「ろ舟遊覧」など、水郷ならではのイベントが開催されます。

さらに、園内には「潮来笠記念碑」や「潮来花嫁さん記念碑」が設置されており、ここで歌手の橋幸夫さんの「潮来笠」や花村菊江さんの「潮来花嫁さん」の曲を聴くことができます。

初夏の彩り、あやめの饗宴。
鹿島神宮

鹿島神宮までは道の駅いたこから車に乗って約11分で到着します。
日本建国の神とされる武甕槌大神(タケミカヅチ神)を祀る鹿島神宮は、社殿などが国の重要文化財に指定されています。

日本全国に約600社ある鹿島神社の総本社であり、人生のターニングポイントにおいて、勝利の武神の力を借りて邪魔するものをはねのけ、前進することができるパワースポットとして広く知られています。

現在の社殿は、慶長10年(1605年)に徳川家康が関ヶ原の戦勝を祝して本殿として奉納したものを、その14年後に新しい社殿を建設する際に現在の位置に移築したものです。

武甕槌大神(タケミカヅチ大神)は、神代の昔、天照大御神の命を受けて香取神宮の御祭神である経津主大神と共に出雲の国に降臨し、大国主命と交渉して国譲りを成就させ、日本の建国に貢献されました。

この要石が、地震を起こす鯰の頭を抑えているという伝承が古くから伝わっています。
水戸の徳川光圀公は、要石の深さを確かめるために7日7晩掘削を試みましたが、要石には到達できず、多くの怪我人が出たために作業を中止したというエピソードが黄門仁徳録に記録されています。

この池は1日に40万リットル以上の湧水があり、水底が一面見渡せるほど澄みわたっています。
かつては参拝する前にここで禊を行っていました。
現在では、年始には200人もの人々が大寒禊を行う場として利用されています。

水上鳥居としては日本最大級の大きさを誇っています。
カシマサッカースタジアム

カシマサッカースタジアムは道の駅いたこから車で13分、距離は7.7㎞のところにあります。
カシマサッカースタジアムは2002年FIFAワールドカップ開催に合わせて、現在の巨大なスタジアムに建設されました。

以来、国内屈指の施設として数々の名試合の舞台となっています。
ピッチは総天然芝で、観客席は40,000人を収容できます。

直径1.8m、重さ約9トンのカシマサッカースタジアムのサッカーボールモニュメントは、真壁石で制作・施工されました。
加工技術の高さを全国にアピールするため、敢えて手作業で加工されたそうです。

スタンドはどの位置からでも見やすくなるように設計されています。
さいごに

今回、マイキャンピングカーで道の駅いたこに車中泊に行きました。幸運にも天気に恵まれ、霞ヶ浦と北浦に囲まれた潮来を存分に楽しむことができました。
また、足を延ばして行った鹿島神宮では道中の無事を祈願し、ご利益を頂きました。
さらに、カシマサッカースタジアムではJリーグ屈指の強豪クラブ・鹿島アントラーズのホームグラウンドの大きさに感動しました。
タイミング良く、あやめ祭りを観賞することもできて、満喫しています。
皆さんもぜひ道の駅いたこで、満足できる旅と車中泊の経験をしてみてください。

ところで、潮来の伊太郎は実在していた人物なの?

橋幸夫さんに聞いてみなければ
分かりません。
(答え)創作された人物です。
今後も車中泊の経験から読者さんにお役に立つ情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願い致します。
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