
今回はどこで車中泊するの?

河口湖の目の前に広がり、美しい夕日が望める絶景スポットとして有名な「道の駅かつやま」へ出かけよう。
7月上旬、美しい自然と山々に囲まれた富士河口湖町へ、軽キャンピングカー「オハナ号」で出発し、道の駅かつやまで車中泊の旅を楽しんできました。
道の駅かつやまは、山梨県道710号青木ヶ原船津線沿いに位置し、東京からは首都高速新宿線と中央自動車道を利用して約1時間50分でアクセス可能です。
今回の旅では、道の駅かつやまでの車中泊を体験し、その経験を基にキャンピングカーやマイカーでの車中泊を計画されている皆様に、役立つ情報をお届けします。
少しでもお役に立てれば幸いです。
道の駅かつやま

道の駅かつやまは山梨県内で9番目、1998年に供用開始となりました。
施設はかなりコンパクトで休憩所、公衆トイレ、駐車場に加えて、物産館、レストラン、そして展望台があります。

レストランでは、地元の有名なイトキリカレーや郷土料理のかぼちゃほうとう、そしてコロッケ定食を提供してます。

【イトリキカレー】
山梨で少し有名なカレーで、そのルーツは地酒の店「糸力」の裏メニューにあります。糸力の大将は、若い頃から洋食の修行を積み、時にはトンガで料理番に誘われるほどの腕前でした。
このカレーを、コピーライターの糸井重里氏が「世界一美味しいカレー」と称賛したことで、一躍有名になりました。その結果、多くの人々が富士吉田市を訪れ、「糸力はどこですか?」と尋ねる姿が見られるようになりました。
そして2003年、村長の熱意で「道の駅かつやま」のレストランに提供されることになり、【イトリキカレー】が誕生しました。

休憩所にはテーブルとイスが用意されており、お弁当やソフトクリームをゆっくり楽しむことができます。

物産館では、朝採れのナスやキャベツなどの新鮮な野菜が手頃な価格で販売されています。

物産館ではカードは使用できず、現金払いでした。
営業時間
物産館 平日 9:30~16:00
土日 9:30~16:30
レストラン 10:30~14:00
定休日 年中無休

新鮮な野菜が低価格で売っていたよ。
展望台

道の駅かつやまの建物の2階には展望台があります。

富士山の方向は山々で見えませんが、道の駅の前には整備された芝生の小海公園と広がる河口湖が楽しめます。

ここからの湖に映える夕日の美しさは素敵です。

残念ながら道の駅からは富士山を眺められないよ。
キッチンカー

キッチンカーでは様々なコーヒーやアイスクリーム、そして季節のパフェを販売しています。

季節のパフェでは、ももパフェとチョコバナナパフェが提供されていました。
屋台

物産館の奥の駐車場前に常設の屋台があります。
土日祝セールのミートコロッケを販売していました。
トイレ

道の駅かつやまには、24時間利用可能なトイレが物産館脇にあります。
トイレのドアは、ツバメの巣作りを防ぐために開けてはいけないとされていました。
設備はしっかりと清掃されていて、とても清潔でした。


今やトイレになくてはならない存在のウォシュレットは残念ながら未完備でした。

キレイに清掃されているので、気持ちよく利用できます。
駐車場

道の駅かつやまには物産館の正面に、こじんまりした駐車場があります。
この場所はトイレが近く、老人には大変ありがたいです。
収容台数は普通車20台ほどで、EV充電スタンド1台あります。

道路を挟んだ物産館奥にも、少し小さめの駐車場があります。
収容台数は、普通車20台ほどです。

さらに物産館奥にも駐車場があります。

そして道の駅の裏側にある第2駐車場収容台数は普通車50台で、17時で閉鎖されるので車中泊は不可です。
ほどんどの駐車場は平坦で、熟睡しやすいです。

駐車場はあまり大きくないので、お昼時には多くの利用者で満車になります。
観光シーズンには早めに到着することをおすすめします。
おすすめの駐車スペースは、物産館前にあるトイレに近い駐車スペースです。

夜間はとても静かでした。
アクセス
東京から道の駅かつやままでは、首都高速新宿線、中央自動車道を利用して、河口湖ICで降ります。
ICを出てからは、国道139号、県道707号、県道714号を通り、小海交差点で右折し、次の交差点でさらに右折して県道710号を100m直進すると、道の駅かつやまが右手に見えます。
距離は約117kmで、1時間50分程度で到着します。
たかちゃんうどん

富士吉田にある「たかちゃんうどん」までは道の駅かつやまから車に乗って19分。
ちょっと遠いですが、人気のうどんやさんです。
2020年1月24日にテレビ東京放映の深夜ドラマ絶メシロードで、このたかちゃんうどんが舞台となりました。

たかちゃんうどんの定番といえば「肉うどん」ですが、今回は前回いただいたこともあり、趣向を変えて「全部のせうどん」をオーダーしました。
「全部のせ」とは、肉キャベツ、天ぷら、わかめ、山菜、そして月見がたっぷりと盛り付けられた豪華な一杯です。
ドラマの主人公、民生(たみお)が食レポで語ったように、スープは出汁の効いた味噌ベースで、肉の甘味と絶妙に調和しています。
うどんは柔らかくも、噛むほどにしっかりとしたコシが感じられ、食べごたえがあります。
さらに、すりだね(赤唐辛子・ゴマ・山椒を油で炒めた調味料)を加えることで、味に深みと変化が加わり、また違った美味しさを楽しめます。
実際に食べてみて、民生の言葉通りの美味しさに感動しました。
この店には、何度でも訪れたくなります。

注文方法は、テーブルの上に置かれている注文メニューに数量を記入し、それをカウンターにいる女将さんに渡してオーダーします。

癖になる味で、また行ってみたいです。
観光スポット
今回の車中泊で立ち寄った観光スポットを紹介いたします。
河口湖と芝生広場

「道の駅かつやま」の目の前には、小梅公園と呼ばれる広大な芝生が広がっています。
周辺には大きな建物がなく、奥河口湖の美しい景色を一望できる絶景スポットとして知られています。

特に夕日の美しさは格別で、多くの人々に愛されている場所です。

公園の入口には、「河口湖南岸水田発祥の地」と刻まれた碑が静かに建っています。
小海土地改良組合は昭和27年に設立され、改良工事を経て昭和29年に初めて米を収穫しました。
しかし、土地が痩せていたことや寒冷な気候のため、昭和46年を最後に19年間続いた稲作は終了しました。

朝夕になると、地元の住民がジョギングやウォーキングを楽しむ姿も見られます。
精進湖

精進湖までは道の駅かつやまから車で24分程度で到着します。
精進湖は富士五湖の中で最も小さく、周囲は約6.8kmです。

観光開発が進んでいないため、静かな環境で大自然の絶景を楽しめるスポットです。
明治時代には「東洋のスイス」として外国人観光客に人気がありました。

精進湖を巡る県道706号沿いには、「県営 精進湖他手合浜(しょうじこたてごうはま)無料駐車場」があります。
普通車30台、大型車7台を収容できる広さが魅力です。

湖の名は、富士山登頂前に修行僧がここで身を清めたことに由来するとも言われています。。
新倉山浅間公園

新倉山浅間公園は道の駅かつやまから車で20分、距離は8.2㎞のところにあります。
新倉山浅間公園は、富士吉田市の新倉山中腹にある富士山の絶景ビュースポットです。

園内の忠霊塔とその先にそびえる雄大な富士山の組み合わせは、日本情緒あふれる光景として海外でも紹介され、外国人観光客にも人気があります。

新倉山浅間公園の展望デッキまでは徒歩で登る必要があります。
新倉冨士浅間神社の境内に入ってから398段の「咲くや姫階段」をのぼる方法、それと神社の前を通って曲がりくねった坂道を上る方法があり、どちらも15分から20分間かかります。

絶景ビュースポットに目を奪われて、新倉冨士浅間神社のお参りが忘れがちになっています。
新倉山浅間公園を訪れた際は、ぜひ参拝をお忘れなく。

忠霊塔から眺める富士山の風景は壮観で、多くの人々の心を打つことでしょう。

絶景スポットへの階段は険しいですが、途中で休憩しながらゆっくり登りましょう
さいごに

「道の駅 かつやま」での車中泊の旅、素晴らしい経験でしょうね!
富士山の魅力についてお話ししましょう。
富士山は、その美しいシルエットと安定感ある姿勢で多くの人々を魅了しています。
その均整の取れた二等辺三角形の形状は、まさに見事ですね。
さらに、日本情緒を感じさせる五重塔とのコンビネーションが、人々の心を打つのでしょう。
日本人が富士山に魅力を感じる理由は、歴史的・文化的な背景も影響しているかもしれません。
富士山は日本の象徴であり、古くから信仰の対象とされてきました。
その美しさと神秘性は、多くの人々に感動を与えています。
「道の駅 かつやま」で富士山の絶景を楽しむ旅、素晴らしい思い出になることでしょう。
ぜひ楽しんでくださいね!

河口湖は富士五湖の中で、標高が一番低いって知っていた。

もちろん、河口湖の標高は830mだ。
一番高い標高は山中湖で、982mあるよ。
今後も車中泊の経験から読者さんにお役に立つ情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願い致します。
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