今回はどこで車中泊するの?
長野県にある予約不要で高規格な無料キャンプ場で有名な「木曾駒冷水公園キャンプ場」へ出かけよう。
8月上旬、美しい自然と山々に囲まれた長野県木曽町へ、軽キャンピングカー「オハナ号」で出発し、木曽駒冷水公園キャンプ場で車中泊の旅を楽しんできました。
木曽駒冷水公園キャンプ場は、中央自動車道伊奈インターから約40分の場所に位置し、東京からは首都高速新宿線と中央自動車道を利用して約3時間30分でアクセス可能です。
今回の旅では、木曽駒冷水公園キャンプ場での車中泊を体験し、その経験を基にキャンピングカーやマイカーでの車中泊を計画されている皆様に、役立つ情報をお届けします。
少しでもお役に立てれば幸いです。
木曾駒冷水公園キャンプ場
木曽駒冷水公園キャンプ場は、かつてのスキー場を整備して作られた、自然豊かなキャンプ場です。
2022年にオープンし、木曽駒ヶ岳から湧き出る雪解け水を保護しながら、木曽の美しい自然を守ることを目的としています。
このキャンプ場は、無料で利用できる高規格な施設を備えており、地元の協力とボランティアの力で運営されています。
そのため、利用者のマナーが重要となっています。
ここは美しい自然と快適なキャンプ体験を提供しています。
無料水汲み場
木曽駒冷水公園のキャンプ場では、駒ヶ岳(標高2,956m)から湧き出る雪解け天然水が公園内を流れています。
この水汲み場は、キャンプ場内での快適な滞在をサポートしてくれます。
とても冷たくて美味しかったです。
CAFE TERRACE SHOP
木曽駒冷水公園キャンプ場には、24時間営業のCAFE TERRACE SHOPがあります。キャンプ場内に位置し、とても便利なカフェテラスです。
ここでは、軽食や飲み物を楽しむことができ、キャンプの合間にリラックスするのに最適な場所です。
このカフェテラスは、キャンプ場の利用者にとって便利で快適な休憩スポットとなっています。
ここを利用させて頂き、ブログを作成してたよ。
SHOP
カフェの他に、売店も併設されています。
日用品、キャンプ用品やお土産を購入することができます。
特に、可燃物専用のゴミ袋が500円で販売されているため、自宅にゴミを持ち帰る必要がなく、とても助かります。
支払いは無人レジとなっていて、現金、クレジットカード、paypayが利用可能です。
キャンプで必要不可欠な薪も販売しているよ。
トイレ
木曾駒冷水公園キャンプ場には、カフェの脇に24時間利用可能なトイレがあります。
混雑時には施錠されていませんが、通常時はナンバーキーで施錠されています。
公式LINEで友達追加すると、解錠ナンバーを教えてもらえます。
トイレの設備はしっかりと清掃されており、とても清潔です。
今やトイレになくてはならない存在のウォシュレットは残念ながら未完備でした。
なお、山の上にあるアルパインという建物にはウォシュレットトイレがあります。
キレイに清掃されているので、気持ちよく利用できます。
ゴミ置き場
このゴミ置き場では、売店で購入した可燃物専用ゴミ袋を持参すると、処分してもらえます。
なお、可燃物以外のゴミは無料で処分してもらえます。
ゴミの分別をして、持参しましょう。
シリカ水のおふろ
下段のキャンプサイトから歩いて10分のところに、アルパインの建物の中にシリカ水のおふろがあります。
標高差38mの登りになるので、覚悟してお風呂に向かう必要があります。
料金は大人500円で、18歳以下無料です。
お風呂の有効時間は24時間ととても長く、2日間入れるので大変お得です。
洗い場が3か所しかないので、シーズン時期は利用者で大変混んでいます。
なお、風呂の営業時間は9時から21時です。
夕刻には多くの利用者が訪れますので、それ以外の時間で利用した方がよいです。
シリカノユ
下段キャンプサイトには、天然シリカ水を沸かした「シリカノユ」があり、1時間貸し切り制のユニットバスが5つ完備されています。
シリカノユは家族連れにとって非常に便利な施設です。
事前に外にある予約表に名前を記入し、売店で1時間1,000円の貸し切り料金を支払うことで利用できます。
入浴後は、利用者各自が掃除用具を使って清掃することになっています。
ちなみに、利用可能な時間は9時から21時までです。
キャンプ場で風呂に入れて幸せだね。
炊事場
木曽駒冷水公園キャンプ場の炊事場は、キャンプを快適に楽しむための設備が充実しています。
広々とした清潔なスペースには、複数のシンクが設置されており、同時に多くの人が利用できます。
水道は冷水のみですが、十分な水圧があり、調理や洗い物もスムーズに行えます。
出来たばかりの炊事場なので、気持ちよく利用できます。
アクセス
東京から木曾駒冷水公園キャンプ場までは、首都高速都心環状線に入り、中央自動車道を目指します。
中央自動車道を名古屋方面に向かって進みみ、伊那ICで降り、国道361号線を木曽方面に向かって進みます。約30km進むと、国道19号線に合流し、さらに木曽方面に進みます。
国道19号線から県道457号線に入り、約7㎞進むと、前方左側にある木曾駒冷水公園キャンプ場に到着します。
全体の所要時間は約3時間半程度です。距離は255㎞です。
観光スポット
今回の車中泊で立ち寄った観光スポットを紹介いたします。
馬籠宿
馬籠宿は、木曾駒冷水公園キャンプ場から車で約1時間10分、距離にして約57kmの場所にあります。
馬籠宿は、石畳が敷かれた坂に江戸時代の面影が残る宿場町です。
坂の両脇には茶屋や土産物屋が軒を連ね、ノスタルジックな古い町並みや見晴台から見渡す大自然の絶景など、魅力あふれる観光地です。
また、日本近代の文豪・島崎藤村の出生地でもあり、藤村ゆかりのスポットがたくさんあります。
さらに、山々に囲まれた馬籠宿では、大自然の恵みを受けた郷土料理が楽しめます。
澄んだ美しい水があるため、そば屋が多く並び、季節ごとに山菜や川魚などの旬の味覚を堪能できるのが魅力です。
馬籠宿は中山道43番目の宿場町です。
妻籠宿
馬籠宿は、木曾駒冷水公園キャンプ場から車で約1時間、距離にして約50kmの場所にあります。
妻籠宿は江戸時代、中山道と伊那街道が交わる交通の要衝として栄えました。
現在も約1kmにわたって旅館や飲食店、土産物店が軒を連ね、多くの人々で賑わう場所です。
全国に先駆けて町並みの保存運動が行われ、1976年(昭和51年)には日本で最初の国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。
地元住民は「売らない・貸さない・壊さない」という三原則を守りながら、江戸時代の風情を色濃く残す町並みを後世に伝え続けています。
馬籠宿も妻籠宿と同様に外国人観光客がたくさん訪れていました。
馬籠宿から妻籠宿までの全長9㎞を3時間でハイキングできますよ。
また、この街道を外国の方はサムライロードと呼んでいます。
柿其渓谷(かきぞれけいこく)
柿其渓谷は木曾駒冷水公園キャンプ場から車で55分、距離にして45㎞のところにあります。
柿其渓谷は、木曽路の中でも特に美しいと評される渓谷です。
吊橋から上流8kmにわたり、巨大な花崗岩が深い谷を埋め、美しい滝や瀬、淵を織りなしています。
春にはツツジやシャクナゲが咲き誇り、秋には紅葉を楽しませてくれます。
川がきれいなエメラルドグリーンでした。
寝覚の床(ねざめのとこ)
寝覚の床は木曾駒冷水公園キャンプ場から車で27分、距離にして20㎞のところにあります。
寝覚の床は、木曽川の激流によって刻まれた巨大な花崗岩が織りなす自然の彫刻です。
古くから中山道を訪れた文人や歌人たちの記録にも残されており、現在では国の名勝史跡天然記念物として保護されています。
現在の寝覚の床の姿は、水力発電のために木曽川の水位が下がったことで現れたものです。
名前の由来は、浦島太郎がここで夢から覚め、若者の姿から300歳の翁になったという伝説に基づいています。
さいごに
軽キャブコンのオハナ号に乗って、木曾駒冷水公園キャンプ場で車中泊を楽しみました。
お盆休みのハイシーズンということもあり、キャンプサイトは多くの利用者で賑わっていました。
昼間は30度まで気温が上がりますが、朝夕は18度と涼しく、上着が必要なほどです。
このキャンプ場は穏やかな雰囲気に包まれ、爽やかな空気が疲れた体をリフレッシュしてくれます。
木曾駒冷水公園キャンプ場は一般的にはあまり知られていないかもしれませんが、自然が豊かで非常に魅力的なスポットです。
ぜひ一度訪れてみてください。木曽の山々の絶景を楽しむ旅は、素晴らしい思い出になることでしょう。
どうぞお楽しみください!
木曾駒冷水公園キャンプ場には、キッズコーナーやベビーケアルームがあり、小さなお子さん連れでも安心して利用できます。
国道19号線から約20分とアクセスが良く、周辺には道の駅や観光スポットも多くあります。
今後も車中泊の経験から読者さんにお役に立つ情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願い致します。
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