
今回はどこで車中泊するの?

長野県にある北アルプスの山々が見渡せる道の駅に行くよ。
2023年5月初旬に長野県にある道の駅安曇野松川で車中泊を挑戦してきました。
道の駅安曇野松川は長野県北安曇野郡にあるアルプスパノラマロード(県道306号)沿いにあります。
東京から中央自動車道を利用して3時間20分程度で到着します。
今回は道の駅安曇野松川での車中泊を経験してきましたので、その中から読者さんに役立つ情報をご紹介いたします。
これからキャンピングカーを購入して車中泊を予定されている読者さんに少しでもお役に立てれば幸いです。
道の駅安曇野松川

道の駅安曇野松川は長野県内で14番目、平成9年に供用開始となりました。

道の駅安曇野松川には物産館やレストランがあり、屋外には観葉植物を販売しています。

道の駅の入口ではで地元松川村職員で、登山姿の雨引(あめひき)かなでさんが出迎えてくれます。

物産館前では、オリーブなどの観葉植物や野菜づくりを応援している様々な種が売られています。

10時から食事ができるレストランが営業しています。
販売機で食券を購入すると厨房に自動的に注文が入り、出来上がったら食券の番号が呼ばれます。

ボリューム満点の醤油ラーメンかつ丼セットをオーダーしました。
大変美味しく頂きました。

地元の手づくのお菓子(雷鳥の里)などのお土産が豊富です。

春の行楽フェアで地元のお菓子やわさびドレッシング、地元のお茶(そば茶、クワ茶)など品揃えが豊富でした。

地元松川のブランドのお米こしひかりがたくさん。

ドライりんごや山菜おこわなどおすすめのお土産が並んでいます。

珍しいりんご、黒糖、そばなどのかりんとう、シャインマスカットのゼリーが売っています。

ツーンとした辛味と鼻を抜ける爽やかな香りと甘さが味わえる安曇野名産のわさび漬もありました。

また雄大な北アルプス白馬連山の大パノラマ写真やポスター、カレンダーも販売していました。
営業時間
物産館 9:00~18:00
レストラン
平日 10:00~18:00(17:40)
土日祝 9:30~18:00(17:40)
※( )はラストオーダー時刻
休館日 1月1日

地元のお酒、白馬錦と大雪渓を買って美味しく頂きました。

トイレ

道の駅安曇野松川には、24時間利用可能なトイレが物産館の脇にあります。
室内のトイレなので、すきま風が入って来なくて快適に用が済ませます。
特に洗面台はお湯が使えて寒いときは重宝します。


昨年9月に改修工事が行われたので、設備は新しくとてもキレイなトイレでした。
今やトイレになくてはならない存在のウォシュレットも付いています。

便座が暖かく、寒いときは助かりますよ。
駐車場

道の駅安曇野松川には物産館の正面にある駐車場と、建物の両サイドに駐車場が二つ、計三つの駐車場があります。

駐車場の平面性について、各エリアの駐車スペースはほとんど平らです。

駐車場収容台数は大型車7台、普通車77台、うち身障者用2台です。

昨年の秋に拡張された駐車場では北アルプスが一望できます。

ただ、田圃が間近にあるため夏の夜はカエルの鳴き声が賑やかです。

道の駅安曇野松川の駐車場は、夜間の車の出入りはあまり多くはありません。
夜間はとても静かで熟睡できました。

物産館脇の駐車スペースがトイレが近くて便利です。
アクセス
東京から道の駅安曇野松川までは首都高速環状線及び中央、長野自動車道を利用して、安曇野ICで出口を通過し、県道310号線を進みます。重柳交差点で右折し安曇野わさび街道に入り、安曇橋南(交差点)を直進して、そのまま北アルプスパノラマロード/県道306号へ進みます。6.5km直進して、前方左側に道の駅安曇野松川に到着します。距離は約245km、3時間30分程度で到着します。
日帰り温泉荘すずむし荘

道の駅安曇野松川には残念ながら日帰り温泉は併設していませんが、車で6分のところに日帰り温泉すずむし荘があります。
道の駅からの距離は3.4㎞程度でとても近くにあります。

日帰り温泉すずむし荘は薬効の高い天然ラドン温泉です。
安曇野の田園風景が広がる松川村にあり、馬羅尾山の地下1,800mから湧き出たお湯を使っています。
肌に優しく、身体だけでなく心も癒されます。

浴室にはボディーソープ、リンスインシャンプーが、脱衣場にはドライヤーが備え付けられています。

泉質は放射能泉です。
効能は神経痛や筋肉痛、そして通風などです。
また、からだの老廃物を排出するデトックス効果や新陳代謝が活性化する美肌効果などがあります。

ガラス張りの内湯と、巨岩を組んだ素朴で荒削りな露天風呂が楽しめます。
もちろん湯上りの楽しみのコーヒー牛乳も販売していますので、乾いたのどを潤してみてはいかがでしょう。
営業時間
10:00~21:00(最終入場20:30)
入浴料
大人 600円
子供 400円(小学生)
幼児 無料
定休日 毎週木曜日

お土産が買える売店もあります。
観光スポット
今回の車中泊で立ち寄った観光スポットを紹介いたします。
扇沢駅~黒部ダム

扇沢駅までは道の駅安曇野松川から車に乗って33分で到着します。距離は27㎞です。
扇沢駅は立山黒部アルペンルートの長野県の出発点です。
駅舎は地上3階建てとなっており、1階にきっぷうりば、2階にレストラン扇沢と改札口、3階にホームと屋上展望台があります。

2階フロアーには軽快なトークで有名な駅長さんがいらっしゃいます。
入場を待つお客さんを飽きさせないように、弁当売りトークで笑いと取っていました。

黒部の太陽は当時、世紀の難工事と言われた建設の苦闘、特にトンネル工事を描いている映画です。
主演は世界の三船こと三船敏郎と昭和の大スター石原裕次郎。

関電電気バスは扇沢・黒部ダム間6.1㎞を16分間で運行しています。
乗員は80人、往復運賃は3,200円です。

黒部ダムは富山県の立山町にある黒部川に建設された水力発電専用のダムです。
1956年に建設が開始され1961年に完成しました。
貯水量は2億トンで、東京ドーム160杯分です。

工事期間7年で作業員はのべ1,000万人、残念ながら殉職者171人の犠牲の上に黒部ダムが完成しました。

黒部湖は満水時に湖面の高さが標高1448mにもなる日本一高所の湖です。
6月から11月の間、黒部湖を30分かけて1周する黒部湖遊覧船ガルベが営業しています。
料金は大人1,100円です。

この黒部ダムはブラタモリで紹介されています。
お題は「黒部ダムはなぜ秘境につくられた?」。
富山県の南東部・北アルプスの山奥という秘境に日本一の高さ186メートルを誇る巨大ダムが作られた理由をタモリさんが解き明かす内容となっています。

黒部ダムは本当に大きいですね。
黒部湖~黒部平

黒部湖駅は標高1455mにある黒部ケーブルカーの発着駅です。

黒部湖駅から黒部平駅までの乗車時間は5分です。

黒部ケーブルカーは標高差約400m、最大勾配31度の急斜面を走っています。

黒部平駅は標高1,828mの平地に建つ白い建物です。
駅前には黒部平庭園があって雄大な景色を満喫できます。

また、黒部平駅には名物駅長さんが活躍していました。

また黒部平駅の3階には展望台があります。
展望台から北アルプスを満喫できます。

展望台のテーブルで黒部の太陽の日を浴びてくつろげますよ。
大観峰

大観峰駅は標高2,316mにある立山トンネルトロリーバスと立山ロープウェイの2路線が乗り入れています。

黒部平から大観峰駅までの488mの標高差を結ぶ立山ロープウェイは雪崩れが多いためにロープを支える柱は1本もありません。

そのため視界をさえぎるものがなく、パノラマの景色を楽しむことができます。
黒部平・大観峰間1.7kmを7分間で運行しています。

断崖にそびえ立つ標高2316m大観峰では、黒部湖や後立山連峰の絶景を見下ろすことができます。

GW時の大観峰周辺にはたくさんの雪が残っています。
最低気温もー2℃となっています。

GW時の大観峰はまだ寒いのでジャンバーを用意しましょう。
中央自動車道双葉SA

立山アルペンルート観光の帰りに中央高速道の山梨県にある双葉SAで車中泊しました。
道の駅安曇野松川から双葉SAまでは車に乗って約1時間半で到着します。距離は約111㎞あります。

訪れたときは武田信玄誕生500年記念ということで、巨大な武田信玄の像などを展示していました。

双葉SAは富士山の展望台として有名です。
サービスエリア内にはハーブガーデンに富士山ビューという場所が設けられています。

そこからの富士山の姿は圧巻です。

双葉サービスエリア内レストランにはコスパ最高のうな重を提供しています。
お値段は2,000円で、二段重ねの鰻重が食べられます。
大変美味しく頂きました。

中央自動車道の双葉SAは楽しいです。
さいごに

今回、マイキャンピングカーに乗って道の駅安曇野松川の車中泊に行ったところ、北アルプスの魅力を堪能できました。
安曇野は見どころ満載のために、この道の駅安曇野松川を拠点として観光するには大変便利なところと思います。
今回見物できなかった観光地を訪れる際は、再度この道の駅に利用したいと思います。
大自然を満喫することができた車中泊で大変満足しています。

安曇野は見どころ満載ですね。

次回はわさび農場や牧場の体験、安曇野清流の川下りに挑戦してみましょう。
今後も車中泊の経験から読者さんにお役に立つ情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願い致します。
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