昨年末、二つにビルダーさんに伺い給電くんとオハナの実車を見て、説明を聞き、見積書を頂いてきました。
夢の車中泊を実現するには、どちらか一方に決めなければなりません。給電くんとオハナを様々な点で比較して、最終的に1台を選びたいと思います。
なお、今回の記事は昨年末に掲載した記事をリライトしたものです。
キャンピングカーを購入する予定の読者さんの参考になれば幸いです。
給電くんとオハナの紹介
まずは、比較する2台のご紹介です。
給電くんはオートワンさんで製造販売され、1BOXタイプの軽自動車バンをベースにして作られた軽キャンピングカーです。
見た目は普通の軽バンと変わらず、普段使いにも最適です。
一方、オハナはstage21さんで製造販売され、運転席と居住空間が分かれた軽キャンピングカーです。
車体のルーフの形やシート配置を自由に設計でき、装備の充実やスペースの確保が可能なキャブコンです。
スペック
給電くん | オハナ | |
ベース車両 | スズキ エブリイジョインターボ | ダイハツ ハイゼットトラック |
乗車人員 就寝人員 | 4名 4名 | 4名 大人2名と子供2名 |
価格(税込) | 435万円 | 545万円 |
車体サイズ (㎜) | 全長 3,395 全幅 1,475 全高 1,980 | 全長 3,830 全幅 1,820 全高 2,430 |
ベットサイズ (㎜) | 1F 1,950×1,260 2F 1,850×1,100 | 1F 1,800×1,330 2F 1,680×1,080 |
ベット配置 | 2層ベット | 分離ベット |
上の表を見ると、走行性はターボ搭載の給電くんが断然有利です。
価格面は給電くんがオハナより100万円以上安価で、給電くん有利。
居住空間ではオハナが給電くんのの約1.7倍広いのでオハナ断然有利です。
就寝人員は4名と同等です。ベットサイズの幅を比較すると、給電くん、オハナとも大差なしで引き分け。
しかしベットの配置を見てみると、給電くんは1Fベットの真上に2Fベットがあるため、2Fで寝ている人が夜中トイレに行くときには1Fで寝ている人を起こして、2Fベットから降りなければなりません。
その点、オハナのベット配置は1Fと2Fが分離しているために2Fベットで寝ている人が夜中トイレに行きたい時、1Fで寝ている人を起こすことなくトイレに行けます。
電装
給電くん | オハナ | |
バッテリー容量 | 55A(標準装備) 105A(オプション) ディープサイクル鉛 | 200A(標準装備) 400A(オプション) リン酸鉄リチウムイオン |
ソーラーパネル | 40W(標準装備) 100W(オプション) | 180W2枚(標準装備) |
インバーター出力 | 700W(標準装備) 2000W(オプション) | 2000W(標準装備) |
エアコン | なし | 窓用エアコン冷房専用 |
冷蔵庫 | なし | 15ℓ横型冷凍冷蔵庫 |
モニター | なし | 20インチモニター |
次は電装を見てみると、圧倒的にオハナが圧勝です。
給電くんは電装に関して名前負けしています。
詳しく見てみると、バッテリー容量とソーラーパネルはオハナが断然有利です。
インバーターは引き分けだが、オプションと標準装備の差があってオハナが有利。
特に、エアコンが標準装備のオハナが凄い。
暑い夏対策はこれさえあれば問題なし。
さらにオハナはソーラーと走行充電で毎時50Aの充電が可能なので、携帯やスマホの充電、冷蔵庫やテレビなどが24時間365日使え、快適な車中泊が満喫できます。
給電くんには、電子レンジ、炊飯器、ホットプレートなどの家電が装備されています。
防音・断熱性
給電くんには外装と内装の間断熱処理が施されております。
但し、ポップアップを上げる場合は側面がテント生地でできているので、防音・断熱性は劣ります。
一方オハナはアルミパネル(複合材)をベースにアルミ間に断熱材を挟み込み成形をしているので、夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。
維持費
自動車重量税については給電くんが軽自動車であるので5,000円、一方オハナは軽トラックに普通車サイズのシェルを取付けてあるので、16,400円と3倍以上高額になります。
さらに自動車税については給電くんが6,600円、オハナが23,600円で約4倍弱です。
以上のように税金から見た維持費は給電くんが抜群有利です。
総合判定
給電くん | オハナ | |
走行性 | 〇 | × |
購入価格 | 〇 | × |
居住性 | × | 〇 |
電装 | × | 〇 |
防音・断熱性 | × | 〇 |
維持費 | 〇 | × |
総合判定 | △ | △ |
上の総合判定表をご覧ください。
走行性、購入価格、居住性、電装、防音・断熱性、維持費の6点について、給電くんとオハナを比較検討した結果は引き分けとなりました。
皆様はこの比較について甲乙つけがたいと思っているのではないでしょうか。
購入条件について何を重視するかで給電くんになったり、オハナになったりすると思います。
最後に
給電くんとオハナを6点で比較しましたが、引き分けという結果となりました。
夢の車中泊を実現するには、最終的にどちらか一方に決めなければなりません。
私の場合は居住性と電装に重点をおきましたのでオハナを選んだ訳ですが、個々の好みがありますので、一概にこれが良いと言えません。
購入する際は何に重点をおいて決定するのか慎重に考えて下さい。
今後キャンピングカーを購入する予定の読者さんの参考になれば幸いです。
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