待望のキャンピングカー リゾートデュオ バンビーノ オハナの納車まで３週間となり、ステージ21さんから納車手続きにに当たって印鑑証明書が必要になるので送ってほしいとの依頼がありました。
今から40年前に1度印鑑登録して、印鑑証明書を取ったことがあります。
高額な買い物となる普通自動車を購入する際は印鑑証明が必要であるということは分かりますが、理由はと尋ねられても答えはよくわかりません。
そこで、今回は改めて印鑑登録や印鑑証明書について調べてみました。また実際に印鑑証明書を取ってみましたので、取得方法についてご紹介したいと思います。
今後ご自身で印鑑証明書を取得される予定の読者さんのお役に立てれば幸いです。
印鑑証明とは
印鑑証明書（正式名は印鑑登録証明書）とは、正式な印鑑として登録した実印が、実印を所有している本人であると証明するための書類です。
市区町村役場に実印を登録しておけば、その印鑑が間違いなくその人の物であると公的に第三者に証明できるようになります。
印鑑証明書の有効期限については、特に法的に定められてはいませんが、一般的には高額の取引が発生する際は印鑑証明書の有効期限を３ヵ月以内と設けられています。
キャンピングカーを購入するときも、同様に発行から３ヵ月以内のものと指示されます。
ただし軽キャンの場合は、印鑑証明は不要です。
軽キャンは資産とは見なされず、軽自動車検査協会へ届け出するだけで所有できるからです。
キャンピングカーを購入したときに印鑑証明書が必要な理由
キャンピングカーは土地や建物のような不動産などと同様に、法的に個人の資産として扱われます。
キャンピングカーが資産なのと疑問を抱く方がいるかと思いますが、実は、法律上は動く資産(動産）として国土交通省に登録することが義務付けられています。
また、資産として登録をすることで、登録した車が自分のものであるという証明になるのと同時に、国は資産税の支払いを管理できるようなるのです。
印鑑証明の取得方法
先ずは実印を用意しますが、印鑑大きさについておおよそ次のように決められています。
印影（実印を押したときにできる朱肉の跡）の大きさは、８ｍｍ以上25mm以下の決められています。
印鑑登録できる条件としては日本在住者で16歳以上の方で、原則1本の印鑑登録が可能です。
あと用意するものは、本人確認ができるものとして運転免許証やマイナンバーカードです。
これらをもって、最寄りの市区町村役場に出向いて下さい。
なお、代理人での登録はできますが、実印は非常に大切なものなので特別な事情がない限り本人が印鑑登録することをおすすめします。
役場にて印鑑登録専用の用紙に必要事項を記載して、窓口で本人確認ができるものを提示して、記入した用紙と実印を渡して下さい。
本人が出向いた場合は即日印鑑登録が完了します。
完了すると印鑑登録証（カード）というものが貰え、このカードを発行するのに手数料として300円かかります。
今後印鑑証明書を発行するときには、このカードを使いますので大切に保管して下さい。
なお、印鑑証明書の発行手数料は300円かかります。
もしマイナンバーカードをお持ちの方はコンビニで印鑑証明書が発行できます。
ただし市区町村の中には対応していないところもありますので、各市区町村のHPを確認して下さい。
確認したところ、私が住んでいるところが神奈川県の田舎なので、コンビニでの印鑑証明書の発行は出来ませんでした。
最後に
印鑑証明書は本人が印鑑登録すれば、即日に完了して印鑑証明書を発行できます。
ただし平日でしか印鑑登録の申請ができないので、会社を休まなければならないのが多少面倒です。
注意することがありますので、次に述べます。
①最寄りの市区町村から転出した場合や、婚姻して氏名が変更した場合は、自動的に印鑑登録が廃止します。
②同じ印鑑を家族で共有して印鑑登録することは出来ません。
③印鑑登録証（カード）を紛失したときは、早めに最寄りの市区町村役場「に印鑑登録証亡失届を提出してください。
なお印鑑登録証亡失届を提出したのち、再発行は可能です。
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