本日(2021年7月2日)、待ちに待った軽キャブコン オハナが我が家にやってきました。
このオハナの正式名はResort Duo Ohanaと言います。
神奈川県相模原市にあるステージ21さんで製造販売されているキャンピングカーであります。
受取り日当日は大雨警報が発令するほどの大変強い雨が降っている中、自宅から電車に乗りステージ21に向かいました。
ステージ21では霜田社長及び専務さんにオハナの車両やオプションの操作方法などを丁寧に説明して頂きました。誠にありがとうございました。
説明を終えてからオハナの前で記念写真を撮影して頂き、撮って頂いた写真がステージ21さんのHPに掲載されています。顔出ししていますので、閲覧注意。
なお、われわれがこのオハナを買った1番目のお客さんだと霜田専務が言っていました。
今回はオハナについて徹底的に掘り下げて読者さんにご紹介いたします。
今後オハナの購入を考えている読者さんのお役に立てれば幸いです。
オハナ徹底掘り下げ
購入したオハナの概要について、電装や内外装、標準装備やオプション、さらに追加でオーダー品を紹介します。
オハナの概要

ベース車両はダイハツ軽トラックハイゼット、駆動方式は4WD、ミッションは4AT。
また、大型居住スペースのシェルを搭載しているので8ナンバー普通登録となります。
- 乗車定員:4人
- 就寝定員:大人2人・小人2人
- 車検:初回2年、以降2年毎
- 大きさ:3,830×1,820×2,430mm
- 価格580万円(オプション、追加オーダー品を含む)
電装

通常の軽キャンパーでは鉛のディープサイクルバッテリー105Aが標準となっていますが、オハナではエアコンを動かすために200Aのリチウムバッテリーが搭載されています。
さらにもう1台のリチウムバッテリーをオプションしました。
計2台のリチウムバッテリーを搭載、全容量は400Aとなっています。
このリチウムイオンバッテリーはBluetooth付が搭載されているので、専用のソフトをインストールするとスマホでバッテリ残量を確認できます。
下の写真はスマホ画面で、電池の絵の中に83%と表示されているのがバッテリー残量です。右側の矢印には充電量(A)と右側の矢印は電力消費量(A)です。その下にはバッテリー温度が表示されています。

ここでリチウムバッテリーの特徴を述べますと、重量は鉛バッテリーの半分で、繰返し充電可能回数は鉛バッテリーの2倍となります。さらに、急速充電が可能、充放電の繰返しによるに充電容量の低下や使用しない時の電圧低下が少ないという利点があります。

通常の軽キャンパーでは100Wソーラーパネル1枚が装備されていますが、このオハナにはサンパワー社製セルを使用した180w薄型ソーラーパネル2枚を屋根に装備しています。
ソーラーコントローラーは25Aで、MPPT式で曇り空から快晴までの太陽光を最良の状態で充電できます。
さらに走行充電とソーラーパネル充電の2系統同時充電が可能で、1時間当たり最大50Aの充電できるので暑い夏も快適に過ごせます。

運転席の後ろにはコントロールパネルが装備されています。
室内灯、間接照明、サブバッテリー、ソーラーパネルのスイッチやAC・DC・USB電源、 FFヒーターのコントルーラが付いています。
外観

ボディーの色はホワイト。なお、シェルのドアの色はお好みで選べるので、ダークグレイをチョイスしました。
オプションですが足廻りを強化しています。
どうしても、キャンピングカーは背が高いので、高速道路走行時にトラックが脇を通った際に、横揺れが発生してしまいます。
この横揺れ防止するために後輪にはワイドタイヤ、リヤシャックル及び強化ショックアブソーバー、前輪にはスタビライザを装備にしています。
内装

内壁は淡い灰色、ブラウン色にチョイスしたシートはコの字型の配置、中央に着脱可能なテーブルが設置されています。

シートを手前にずらし、空いた隙間に背もたれシートをはめ込むとベットに早変わり。
非常に簡単にベット展開ができます。
ベットの大きさ180cm×133cmで、大人2人が就寝可能です。

バンクベッドの大きさは168cm×108cmで、子供二人が寝られるサイズです。
また、シェル内高は約170㎝で、背高のっぽ以外の方は立って歩ける高さになっています。

コントロールパネル下にギャレーが装備され、蛇口は折りたたみ式です。
給水タンクと排水タンクの容量は10ℓで、外側から出し入れできるようになっています。
電化製品

軽キャブコンのオハナには窓用エアコンが搭載しています。エアコンの最低設定温度は16℃で、真夏の車中泊が快適に過ごせます。

オハナの運転席後方にギャレー台の中に電子レンジが装備されています。
冷めたお弁当やおにぎりが温めて美味しくいただけます。
シェルの入口脇にあるテーブルの中に15ℓ冷蔵庫が半分埋め込まれています。
冷たい飲み物をすぐ取り出せ、最低設定温度はー20℃なので氷もつくれます。

また、テーブルの奥には20インチモニターが取り付けてあります。
標準装備
オハナの標準装備は以下の通りです。
標準装備
・200Ahリン酸鉄リチウムイオンバッテリーパックBluetooth付1台
・正弦波インバーター2000W
・180W薄型ソーラーパネル2枚
・パナソニック地デジカーナビ
・20インチ置き型モニター
・家庭用窓用エアコン
・横型15L冷凍冷蔵庫
・単機能電子レンジ
オプション
1)足廻り強化キット

走行時の安全性を高めることができる必須のアイテムです。
2) FFヒーター

冬の車中泊にはなくてはならないものです。寒さは我慢できないですよね。
3)サイドオーニング(ℓ=2.6m)

オートキャンプ場で簡単に設置できるがサイドオーニングです。キャンプで大活躍すること間違いありません。
4)リアボックス(FIMMAウルトラボックス320)
以前、YouTuberケンキャンさんが汚れた衣類やゴミなどをリアボックスに収納していたのを見て、これがあったら便利だと思いました。
さらに、YouTuberのもちもちラクーンさんもゴミ箱をリアの梯子に取り付けています。
やはり、室内に置いておくと臭いが気になるゴミや汚れた衣類は、外部に置きたいものです。
リアボックスを装備すれば、シェル内の空間をさらに有効に使えます。
追加でオーダー品
1)カーナビ用ケーブル
車中泊した際Youtubeを見たいと思っていたので、カーナビ用のHDMIケーブルを取付けてもらいました。価格は6,600円で、さらに個人でiphone用AirPlayアダプター(6,112円)を購入して接続しています。これでシェル内でYoutubeがバッチリ見られます。
2)サテライトスピーカー・ウーファースピーカー
シェル内において良い音で音楽を聴きたいと思っていたので、少し高額となるがパイオニア カロッツェリアのサテライトスピーカー・ウーファースピーカーの取り付けてもらいました。商品代と取付け費用で71,500円かかりました。
前面バンクベット両サイドにサテライトスピーカー、後方のキャビネットの両サイドにウーファースピーカーを取り付け、臨場感がある空間を演出できました。
サテライトスピーカー ウーファースピーカー
走行性

自宅までの帰り道オハナを運転してみましたが、上り坂ではアクセルをベタに踏み込んでやっと時速40㎞が出る程度でかなり車体が重いので速度は上がりません。
同様にブレーキも効きにくいので、車間距離に余裕を持って走行した方が良いです。
コーナリング性能についてはオプションで足回りを強化したため、通常のキャンピングカーに比べロールが少なく性能は良くなっています。
残念ながらキャンピングカーは普通乗用車と比べて走行性能が劣っていますので、次のことに注意して運転しましょう。
一般道でも高速道路でも、常にスピードは控えめにして、カーブでは十分に速度を落とし、車線変更はゆっくりと移動すること。
また、スタート時はジワリとアクセルを踏んでスムーズに加速して、急ブレーキをかけることのないように常に周囲に気を配り、車間距離を適正に保つこと。
さらに、高さ制限のある駐車場やトンネル、道路の看板や街路樹、コインパーキング出入口の屋根、キャンプ場の立ち木など、高い位置にある障害物は意外に多いので、運転する際は常に車高が2.5mもあるんだと意識を持って上方に注意を払うこと。
さいごに

夢の車中泊を実現するために、今までにキャンピンカーをレンタルして車中泊したり、ビルダーに伺い実車や見積書を取ってみたりするなど、様ざまな事柄にチャレンジし、やっとキャンピングカーのオーナーになることができました。
これから都合がつく限り、毎週金曜日の夜に車中泊に出掛けようと思っています。
車中泊の利点である好きな時に出掛け、好きな場所で身軽に泊まれる旅をしていきます。
そして様ざまな場所での車中泊を経験し、その中から読者さんにお役立つ情報を発信していきますので、これからもよろしくお願い致します。
今後オハナの購入を考えている読者さんのお役に立てれば幸いです。
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